今の仕事に満足していたこともあり、5年ほど面接を受けていませんでした。しかし今年の1月に面接を受け、シニアエンジニア(Senior Engineer)とテックリード(Tech Lead)の2つのポジションで内定(オファー)をいただきました。7月から新しい職場に移ることになり、長年慣れ親しんだ今の職場を離れることになりました。
最終的に選んだのはシニアエンジニアのオファーです。お断りしたテックリードの提示額の方が、選んだ方よりも100万円(約1,600万ベトナムドン)高かったのですが、私自身はまだプライベートを大切にしたいという気持ちが強く、ゲームをしたり映画を観たり、お酒を飲んだりする自由な時間が欲しかったのです。そのため、仕事で忙殺されることを避け、テックリードではなくシニアエンジニアのポジションを選びました。
少し長くなりますが、面接を考え始めてから、内定を獲得し、もう一方のオファーを辞退するまでの初めての経験や、半年先に入社するための交渉などについて共有したいと思います。これからシニアエンジニアを目指そうとしているジュニア層の方々の参考になれば幸いです。
最終的に選んだのはシニアエンジニアのオファーです。お断りしたテックリードの提示額の方が、選んだ方よりも100万円(約1,600万ベトナムドン)高かったのですが、私自身はまだプライベートを大切にしたいという気持ちが強く、ゲームをしたり映画を観たり、お酒を飲んだりする自由な時間が欲しかったのです。そのため、仕事で忙殺されることを避け、テックリードではなくシニアエンジニアのポジションを選びました。
少し長くなりますが、面接を考え始めてから、内定を獲得し、もう一方のオファーを辞退するまでの初めての経験や、半年先に入社するための交渉などについて共有したいと思います。これからシニアエンジニアを目指そうとしているジュニア層の方々の参考になれば幸いです。
転職のきっかけ
今年転職することを明確に目的としていたわけではありませんでした。今の仕事はとても快適で自由だったからです。ある日、数年間放置していたLinkedInのプロフィールを更新し、最近取得した資格を追加しました。特に「仕事を探している」といったステータスにはしませんでしたが、翌日からHR(人事・採用担当者)からメッセージが届き始めました。私のプロフィールが英語だったこともあり、多くは英語圏の担当者からでした。
もともと転職が目的ではなかったので、最初は求人票(JD)を見てもあまり乗り気ではありませんでした。しかし、考えてみれば5年も面接を受けておらず、今の自分の実力が「シニア」として通用するのか試してみたいという思いが芽生え、初めてシニアポジションの面接に挑戦することにしました。
もともと転職が目的ではなかったので、最初は求人票(JD)を見てもあまり乗り気ではありませんでした。しかし、考えてみれば5年も面接を受けておらず、今の自分の実力が「シニア」として通用するのか試してみたいという思いが芽生え、初めてシニアポジションの面接に挑戦することにしました。
エージェント(HR)選び
日本に住んでいますが、私は外国人が多く英語を使えるグローバルな環境で働くのが好きです(英語はかなり忘れてしまっていますが)。そのため、連絡をくれたHRのプロフィールや送られてきた求人内容を確認し、グローバル企業に強いアメリカ人の担当者と日本人の担当者、計2名をメインのパートナーとして選びました。
会社とポジションの選定
お互いの時間を無駄にしないよう、最初に自分の考えを明確に伝えました。特に最低希望年収や入社可能時期については重要です。また、フルリモート優先、フレックスタイム制、ベトナムからの短期リモートワークが可能か、外国人が多い環境か、そして最も重要な技術スタックや携わりたい技術についても相談しました。
HRはこれらの条件に基づいて、多くの適切な求人を提案してくれました。
求人票を読む際は、まず職場環境、福利厚生、技術スタックを優先的にチェックし、その次に会社情報や参加するプロジェクトについて確認しました。今回は10社ほど選んで応募しました。途中で不採用になることも見越して、多めに応募しておくことにしました。😂
HRはこれらの条件に基づいて、多くの適切な求人を提案してくれました。
求人票を読む際は、まず職場環境、福利厚生、技術スタックを優先的にチェックし、その次に会社情報や参加するプロジェクトについて確認しました。今回は10社ほど選んで応募しました。途中で不採用になることも見越して、多めに応募しておくことにしました。😂
選考プロセス
転職理由や志望動機、長所・短所といった一般的な質問については、よくある内容なので割愛し、今回は技術的な側面に焦点を当ててお話しします。
今回はすべてオンライン面接でした。選考プロセスは企業によって異なりますが、概ね以下のような流れでした。
今回はすべてオンライン面接でした。選考プロセスは企業によって異なりますが、概ね以下のような流れでした。
書類選考
基準を満たした候補者が面接に進みます。いくつかの企業では、希望するポジションや年収に対して、履歴書や職務経歴書の内容(経験)が不足していると判断され、書類落ちすることもありました。
カジュアル面談
実施される場合とされない場合があります。これは選考プロセスに入る前に、候補者と社員がフラットに情報交換を行う場です。
正式な面接ではないため、服装やマナーを過度に気にする必要はありません。この面談後、お互いの方向性が合わなければ、企業側がお断りすることもあれば、候補者側が辞退することもあります。
正式な面接ではないため、服装やマナーを過度に気にする必要はありません。この面談後、お互いの方向性が合わなければ、企業側がお断りすることもあれば、候補者側が辞退することもあります。
一次面接
通常、チームリーダーやエンジニアが担当します。挨拶と自己紹介の後、会社側から事業やプロジェクトの説明があり、その後、候補者がこれまでのプロジェクトでの経験やスキル、今後のキャリアパスについて説明します。
その後、技術に関するかなり鋭い質問が行われます。
その後、技術に関するかなり鋭い質問が行われます。
二次面接
エンジニアリングマネージャー(EM)やシニアエンジニアが担当することが多いです。
この段階では会社概要などの説明は省かれ、技術的な深掘りやプロジェクトでの課題解決方法、マネジメント経験、チーム運営などについて重点的に聞かれます。
ここでの技術質問も非常に難易度が高いものでした。
この段階では会社概要などの説明は省かれ、技術的な深掘りやプロジェクトでの課題解決方法、マネジメント経験、チーム運営などについて重点的に聞かれます。
ここでの技術質問も非常に難易度が高いものでした。
試験(技術テスト)
私の経験では、以下のような形式がありました:
- 指定されたリストから言語やフレームワークを自由に選び、要件に沿ったプロジェクトを作成する(例:映画サイトのAPI、ECサイトの構築など)。
- 制限時間内に、指定された言語でアルゴリズムやプログラムを書くコーディングテスト。
- IQテスト、適性検査、あるいは読解問題による日本語能力テスト。
- 指定されたリストから言語やフレームワークを自由に選び、要件に沿ったプロジェクトを作成する(例:映画サイトのAPI、ECサイトの構築など)。
- 制限時間内に、指定された言語でアルゴリズムやプログラムを書くコーディングテスト。
- IQテスト、適性検査、あるいは読解問題による日本語能力テスト。
最終面接
テストを通過すると最終面接です。通常は社長や役員、上位役職者が担当します。
ここでは技術的なことはあまり聞かれず、人間性や経験、問題解決の考え方、将来のビジョンなどについて深く掘り下げられます。
ここでは技術的なことはあまり聞かれず、人間性や経験、問題解決の考え方、将来のビジョンなどについて深く掘り下げられます。
シニア面接で聞かれた技術内容
技術的な質問は非常に多く、各ラウンドで20問前後は聞かれました。内容は以下のようなトピックが中心でしたが、他にも多岐にわたりました:
- アジャイル、スクラム(Agile, SCRUM)
- Gitによるコード管理(rebase, cherry-pickなど)
- コードレビュー
- データベース(RDBMSのテーブル設計など)
- MVC, MVP, MVVMなどのアーキテクチャ
- デザインパターン(Design Pattern)
- テスティング(TDD, BDDなど)
- キャッシング(Caching)
- リファクタリング(Refactor)
- UI/UX
- CI/CD
- SEO
- セッション、クッキー(Session, Cookie)
- バックグラウンドジョブ(Background job)
- バッチ処理(Batch job)
- サーバーレス(Serverless)
- 検索エンジン(例:Elasticsearch)
- クラウド構成(AWSでのEC2, ECS, S3, ALB, CDNの設計など)
- クラウドのコスト最適化
- パフォーマンス最適化、SQLチューニング、N+1問題
- セキュリティ(SQLインジェクション、XSSなど)
- アジャイル、スクラム(Agile, SCRUM)
- Gitによるコード管理(rebase, cherry-pickなど)
- コードレビュー
- データベース(RDBMSのテーブル設計など)
- MVC, MVP, MVVMなどのアーキテクチャ
- デザインパターン(Design Pattern)
- テスティング(TDD, BDDなど)
- キャッシング(Caching)
- リファクタリング(Refactor)
- UI/UX
- CI/CD
- SEO
- セッション、クッキー(Session, Cookie)
- バックグラウンドジョブ(Background job)
- バッチ処理(Batch job)
- サーバーレス(Serverless)
- 検索エンジン(例:Elasticsearch)
- クラウド構成(AWSでのEC2, ECS, S3, ALB, CDNの設計など)
- クラウドのコスト最適化
- パフォーマンス最適化、SQLチューニング、N+1問題
- セキュリティ(SQLインジェクション、XSSなど)
内定と辞退
私は昔から面接のために丸暗記をする習慣がなく、その場で考えたことを正直に話すようにしています。そのため、結果がどうであれ受け入れるつもりでした。約1ヶ月にわたる選考の結果、2社からオファーをいただきました。
オファー提示後は「オファー面談」があり、改めて条件の確認や挨拶が行われました。
回答期限は通常1〜2週間です。どちらのオファーも、フルリモート可能、フレックス、ベトナムからのリモート勤務OKと、私の希望に合致しており非常に悩みました。最終的に決断を下し、一社には承諾のメールを、もう一社には感謝と共に辞退のメールを送りました。その後、お世話になったHRの方々にもお礼の連絡をしました。
今は、自分が「シニア」として認められた嬉しさと、新しいポジションへの期待がある一方で、長くお世話になった場所を離れる寂しさや、新しい環境にはベトナム人の同僚がいないことへの不安も少しあります。新しい仕事は今よりもずっと大変になると思いますが、気を引き締めて頑張りたいと思います。
オファー提示後は「オファー面談」があり、改めて条件の確認や挨拶が行われました。
回答期限は通常1〜2週間です。どちらのオファーも、フルリモート可能、フレックス、ベトナムからのリモート勤務OKと、私の希望に合致しており非常に悩みました。最終的に決断を下し、一社には承諾のメールを、もう一社には感謝と共に辞退のメールを送りました。その後、お世話になったHRの方々にもお礼の連絡をしました。
今は、自分が「シニア」として認められた嬉しさと、新しいポジションへの期待がある一方で、長くお世話になった場所を離れる寂しさや、新しい環境にはベトナム人の同僚がいないことへの不安も少しあります。新しい仕事は今よりもずっと大変になると思いますが、気を引き締めて頑張りたいと思います。












