日本の税関申告書(携帯品・別送品申告書)とは?
日本の税関申告書とは、日本に入国するすべての旅行者が提出しなければならない書類で、手荷物や持ち込む物品の情報を申告するためのものです。この用紙は英語、韓国語、中国語、日本語、そしてベトナム語など多言語で用意されています。ご自身が記入しやすい言語の用紙を選んでください。
日本の税関申告書の書き方・記入ガイド
日本の税関申告書にはA面(表面)とB面(裏面)の2面があります。以下に、各項目の具体的な記入方法を解説します。
A面(表面)の記入方法
1. 搭乗便名(船名):
- 日本到着時に利用した便名を記入します(例:VN310、JL752、ANA123など)。
- この情報は航空券(搭乗券)で確認できます。
2. 出発地
- ベトナムから出発した場合は「VIETNAM」または「ベトナム」と記入します。
- 他の国を経由した場合は、日本に向けて出発した直前の国名を記入します。
3. 入国日
- 日本に到着した日付を「年/月/日」の順で記入します。
4. 氏名(フリガナ)
- パスポートの表記通りに、ローマ字(大文字)で記入します。
5. 日本での滞在先
- ホテル、知人宅、または技能実習生の場合は組合(監理団体)の住所など、日本での滞在先を記入します。
- 具体的な住所が未定の場合は、受入企業や組合の名称と住所を記入してください。
6. 電話番号
- 滞在先の電話番号、または個人の番号がない場合は組合や身元保証人の番号を記入します。
7. 職業
- 現在の職業を記入します。例:「STUDENT」(学生)、「ENGINEER」(エンジニア)など。
8. 生年月日
- 「年/月/日」の順で記入します。
9. 旅券番号(パスポート番号)
- パスポート番号を正確に記入します。
10. 同伴家族
- 一緒に渡航する家族の人数を、20歳以上、6歳〜19歳、6歳未満に分けて記入します。
- 一人の場合は空欄にするか「0」と記入します。
11-13. 携行品に関する質問
- 禁止物品の持ち込み、100万円相当額を超える現金、別送品の有無などに関する「はい/いいえ」の質問です。
- これらの項目に該当しない場合は、すべて「いいえ(No)」にチェックを入れます。該当するものがある場合は「はい(Yes)」を選び、詳細を記入します。
- 通常はすべて「いいえ」になることが一般的です。
14: 署名(サイン)
- ご自身の氏名を記入(署名)してください。
B面(裏面)の記入方法
A面(表面)の携行品に関する質問ですべて「いいえ」を選択した場合、この面の記入は不要です。
税関申告書記入時の注意点
- 正直に記入する:虚偽の申告をすると、罰金や入国拒否の対象となる可能性があります。
- 大切に保管する:記入後はパスポートと一緒に保管し、税関検査場で係員に提出してください。
税関申告書フォーマットのダウンロード
税関の公式サイトから申告書の様式を確認・ダウンロードできます:
https://www.customs.go.jp/kaigairyoko/shinkokusho.htm
日本入国時の税関申告書の記入は、手順を把握していればそれほど難しくありません。スムーズに入国できるよう、事前の準備をしっかり行いましょう。技能実習生や留学生の方は、監理団体(組合)や学校からの指示も確認し、必要書類に不備がないよう注意してください。
https://www.customs.go.jp/kaigairyoko/shinkokusho.htm
日本入国時の税関申告書の記入は、手順を把握していればそれほど難しくありません。スムーズに入国できるよう、事前の準備をしっかり行いましょう。技能実習生や留学生の方は、監理団体(組合)や学校からの指示も確認し、必要書類に不備がないよう注意してください。










